センター概要

Society 5.0の未来社会では、若者から高齢者まで含めた全国民一人ひとりが快適な生活を送り多様な幸せ(Well-being)を実感できる社会的包摂性を備えた「人を中心としたヒューマン・スマートシティの創生」が必要です。

筑波大学ではこれまで、オープンイノベーション国際戦略機構が運営するプロジェクトの一つである「つくば未来都市プロジェクト」において、地方自治体との「組織」対「組織」の連携により、本学とつくば市とのスマートシティの実現に向けた取組を「つくばモデル」とすることで先導モデルを示し、国内外へと展開し、地方創生に貢献することを目指してきました。

これら「つくば未来都市プロジェクト」の取り組みを更に推進するとともに、大学先導のもと産業界や地方自治体と有機的に連携し、現実空間と都市の3次元モデルからなるサイバー空間を鏡像のように連結するデジタルツイン連携を中核とした分野横断研究を実施、スマートシティにおけるWell-Beingの指標活用と第三者機関としての評価を担う組織への発展も視野に入れた、研究成果を社会実装するための組織として「ヒューマン・スマートシティ研究機構」を設置しました。